カレーライスとライスカレーの違いを解説!何が違うの?

当ページのリンクには広告が含まれています。

カレーライスとライスカレー、同じカレー料理なのに名前が違う理由、気になったことはありませんか?

「どちらも同じじゃないの?」と思う方も多いはず。しかし、この二つには意外と知られていない違いが存在することが分かりました。

昔から気になっていたこの疑問について調べてみたので、詳しく解説しますね!

目次

カレーライスとライスカレーの違いとは?

カレーライスとライスカレー、一見同じ料理のように思えますが、実は違いがあります。

カレーライスは、ご飯の上にカレーソースをかけた一体型の料理です。スプーンですくった時に、ご飯とカレーが絡み合い、ご飯にカレーの旨味が馴染んでいきます。日本国内で家庭の味として広く親しまれています。

一方、ライスカレーはご飯とカレーソースが分けて盛りつけられた料理です。食べる人が自分で混ぜ合わせながら、ご飯とカレーの味を個別に楽しめるのが特徴です。ライスカレーは主に飲食店などで提供されることが多くなっています。

カレーライスとライスカレーの歴史の違い

カレーライスとライスカレーについて、歴史の違いを比較してみました。

カレーライスの歴史

カレーライスは、日本が西洋文化を取り入れた明治時代に誕生した料理です。

もともとはイギリスからインドのカレー料理が伝わり、イギリス流にアレンジされたカレーがまず日本に伝来しました。明治の開国とともに欧米の文化が次々に流入する中、このカレーも高級な洋食料理として人気を博しました。

しかし、やがて一般家庭にも普及するようになり、日本人の味覚に合うよう少しずつアレンジが加えられていったようです。

そしてご飯にカレーをかけて食べるスタイルも、日本独自のものとして発展しました。こうしてカレーは、日本の家庭料理として完全に定着し、今では学校給食でも人気の一品菜となっています。

カレーライスは外国の料理を日本流にアレンジした、まさに日本が生んだ代表的な和洋折衷料理なのです。

ライスカレーの歴史

ライスカレーは、明治時代に西洋文化とともに伝わった洋風カレー料理です。

ライスカレーの最大の特徴は、カレーソースとご飯が別々に盛り付けられている点です。食べる人が自分で混ぜ合わせながら、好みの味付けに調整できるようになっているのが魅力でした。

明治から昭和初期にかけて、ライスカレーは高級レストランやホテルで人気を博しました。当時の日本人にとってはまだ珍しい洋風料理として注目を集めたのです。

その後は「カレーライス」の名で家庭にも浸透していきましたが、ライスカレーは日本のカレー文化の重要な過去を体現する料理だったのです。

カレーライスとライスカレーの名前の由来の違い

カレーライスとライスカレーという名前には、それぞれの由来に違いがあります。

カレーライスの名前は、簡単明快で分かりやすいものです。カレー(カレーソース)をご飯の上にかける料理だからこそ、「カレーライス」と自然と呼ばれるようになったのです。

一方のライスカレーは、もともとは「カレーとご飯が別々に出される洋風カレー料理」を指す名前でした。イギリス経由で伝わったカレー料理は、カレーパウダーを使ったスタイルが一般的で、ご飯とカレーソースは分けて提供されていました。それが「ライスカレー」と呼ばれた由来です。

つまり、カレーライスは家庭的な日本流の呼び名一方で、ライスカレーは洋風カレー料理の呼び名だったのです。当初はライスカレーの方が一般的で、カレーライスという名称は後から定着していきました。

カレーライスとライスカレーの違いが判明

今回の記事では、カレーライスとライスカレーの違いについて解説しました。以下に要点をまとめます。

  • カレーライスは、ご飯の上にカレーソースをかけるスタイルで、日本の家庭料理として定着
  • ライスカレーは、カレーソースとご飯を別々に盛り付けるスタイルで、明治時代から昭和初期にかけて普及

なんか違いがあるようで、そこまでないような結果でしたね・・・。

参考になれば嬉しいです!

目次